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Q&A番号:000972 更新日:2014/08/21

Q: 水中での使用後の注意、お手入れ、保管方法を教えてください。

水中での使用後の注意、お手入れ、保管方法を教えてください。

A:

水中での使用後、カメラに塩分や汚れがついたままにしないでください。
金属部分の錆 (さび) や防水パッキンの劣化などにより、カメラの防水性能が保てなくなり、故障につながる可能性があります。水中での使用後は、必ずお手入れを行ってください

万が一、水没が原因で故障した場合、お客さまのご使用状況によっては、保証期間内であっても有償修理となることがあります。

※ここでは 「 μ770SW 」 を例にお手入れの方法を説明しています。

  1. 水中での使用後の注意 (お手入れ前にカバーを開ける場合)
  2. 水中での使用後のお手入れや、レンズバリアがスムーズに動かない場合
  3. 保管・お手入れについて

メモ 1 :

防水性能を維持するために、一年に一度、防水パッキン交換を含むメンテナンスにお出しいただくことをお勧めします (有償)。

メモ 2 :

水中での使用前、使用中の注意は、「水中での使用前、使用中の注意点を教えてください。」 を参照してください。


I. 水中での使用後の注意 (お手入れ前にカバーを開ける場合)

注意 :

カメラの外装が砂や泥で著しく汚れているときは、「II 水中での使用後のお手入れ」を参照し、まず汚れを落としてから以下の手順をおこなってください。


  1. 電池 / カードカバー、コネクタカバーを開ける場合は、カメラについた水滴や汚れを、繊維くずの出ない布でていねいに拭き取ったあとに開けてください。
    水滴をていねいに拭き取ったあと開けてください

  2. 電池 / カードカバー、コネクタカバーを開くとき、カバーの内側表面に水滴がつくことがあります。水滴がついているときは、必ず繊維くずの出ない清潔な布や綿棒で拭き取ってください。
    清潔な布や綿棒で拭き取ってください。
  3. レンズに水滴が着いている場合は、水滴の跡 (あと) が残らないように拭き取ってください。
    水滴の跡 ( あと ) が残らないように拭き取ってください
他の確認項目を参照しますか?  はい  いいえ

II. 水中での使用後のお手入れ、レンズバリアつきのカメラでレンズバリアがスムーズに動かない場合

海水や砂がカメラの隙間に残っていると、固着して取れなくなったり、錆 (さび) の原因になります。また、細かい砂などの異物がレンズバリアなどとレンズの隙間に入ったまま使用すると、レンズにキズがついたり、レンズバリアがスムーズに動かない、レンズリングが外れなくなるなどのトラブルとなる可能性があります。

水中で使用した後は、できるだけ早く以下の手順でお手入れをしてください。

  1. カメラに電池が入っていて、カチッと音がするまで電池 / カードカバーとコネクタカバーをしっかり閉じていることを確認します。

  2. 洗面器などに真水を張り、カメラのレンズ面を下にした状態で真水に 10 分程度さらしながら、砂や塩を落とします。レンズバリアがあるカメラでは、水の中で数回 POWER ボタンを押してレンズバリアを開閉させ、レンズバリア内部のゴミや汚れを落とします。
    カメラのレンズ面を下にした状態で真水に 10 分程度さらします
  3. 砂や泥、ホコリなどの異物がカメラに付着するような場所で使用したときや、レンズバリアがスムーズに動かないときは、さらに水の中でよく揺すりながら、数回 POWER ボタンを押して、レンズバリアの開閉を繰り返します。
    水の中でよく揺すり、数回 POWER ボタンを押して、レンズバリアの開閉を繰り返します。
  4. カメラの汚れがひどいとき、レンズ部に砂が多く残っている場合などは、強めの水道水をレンズ面に直接あててすすぎ洗いをします。
    レンズバリアのあるカメラでは、数回 POWER ボタンを押して、レンズバリアの開閉を繰り返します。
    強めの水道水をレンズ面に直接あてながら、電源 ON / OFF を繰り返してください。
  5. 水洗い後、清潔な乾燥した柔らかい布などで、カメラ表面の水分をよく拭き取ります。
    また、電池 / カードカバー、コネクタカバーの防水パッキンと、その本体側接触面にゴミ (髪の毛一本、砂粒一粒) や異物、水滴が付着していないことを確認してください。防水パッキンおよび本体側接触面に微細なゴミが一つあっても浸水の原因となります。もし着いていた場合は、防水パッキンを痛めないように繊維くずの出ない清潔な布や綿棒などを使って、汚れや水分を拭き取ります。
    防水パッキンを痛めないように繊維くずの出ない清潔な布や綿棒などを使って汚れや水分を拭き取ります。

    注意 :

    乾燥を速める目的で、ヘアドライヤーなど温熱風を使用したり、直射日光に当てないでください。

  6. カメラの水気を拭き取っても、レンズバリアとレンズの間、コネクタカバーに水分が残っている場合があります。
    電池 / カードカバーとコネクタカバーを開けたまま、風通しの良い日陰で完全に乾燥させてください。
    カバーを開けたまま、風通しの良い日陰で完全に乾燥させてください。
他の確認項目を参照しますか?  はい  いいえ

III. 保管・お手入れについて
  1. カメラを長期間使用しないときは、電池や ACアダプタ、カードを取り外してから風通しがよく涼しい乾燥した場所に保管してください。
  2. 洗浄 ・ 防錆 ・ 防曇 ・ 補修などの目的で、薬品類を使わないでください。防水パッキンの劣化などにより、防水性能を保てない場合があります。
  3. 水中での使用後、真水にさらさずに 60分以上放置しないでください。カメラの外観不良、防水性能劣化の原因となります。
  4. 防水性能を維持するために、1年に 1度程度、防水パッキンの交換をお勧めします (防水パッキンの交換は有料になります) 。
確認項目は以上です。
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