A:
このQ&Aの対象機種 :
E-PL6 / E-PL5 / E-PM2 / XZ-2 / XZ-10
FlashAir™ (フラッシュエア) は、株式会社東芝製の無線 LAN 機能搭載 SDHCメモリーカードです。カメラで撮影し、FlashAir に記録した画像ファイルを、スマートフォンやタブレットなど、他の機器へワイヤレス (無線LAN 経由) で転送できます。
ここでは、FlashAir およびFlashAir対応オリンパスデジタルカメラの動作について、一般的な Q&A をご紹介します。
確認項目:
メモ 1:
SH-60、SH-50、TG-2、TG-850、TG-835、TG-830、TG-630、SP-100EE、SZ-16 での機能・操作は、ここでの説明と異なります。これらのデジタルカメラについては、 「FlashAir™ に関する Q&A (スマートフォン側でパスワードなどを設定する機種) 」を参照してください。 メモ 2:
スマートフォン用アプリケーション 「OI.Share (OLYMPUS Image Share)」については、下記を参照してください。 ※ FlashAir™ は、株式会社東芝の商標です。
Q1
FlashAir™ の販売元はどこですか。 株式会社東芝が販売しています。
株式会社東芝の「製品情報|東芝:パーソナルストレージ」(外部サイト) も参照してください。 Q2
FlashAir™ を使って画像ファイルを転送するには、デジタルカメラ以外にどのようなものが必要ですか。 無線LAN機能を搭載したスマートフォンやパソコンが必要です。
Q3
動作確認済みのFlashAir™ のカード容量、スピードクラスを教えてください。 動作確認済みFlashAir™ は製品ごとに「記録メディア対応一覧表」を参照してください。
Q4
FlashAir™ に対応しているオリンパスのデジタルカメラを教えてください。 対応デジタルカメラは E-PL6、E-PL5、E-PM2、XZ-2、XZ-10、TG-2、TG-850、TG-835、TG-830、TG-630、SP-100EE、SH-60、SH-50、SZ-16 です。(2014年4月現在)
※TG-2、TG-850、TG-835、TG-830、TG-630、SP-100EE、SH-60、SH-50、SZ-16 の機能・操作はここでの説明と異なります。 Q5
FlashAir™は、スマートフォンに OI. Share などのアプリケーションをインストールしないと使えないのですか。 1ファイルづつ画像ファイルを転送するのみであれば、スマートフォンに標準搭載されているブラウザで行えます。ブラウザのアドレス欄に「http://flashair/」と入力すると、FlashAir™ へアクセスできます。
複数の画像ファイルを一度にダウンロードする場合など、専用アプリケーション (OI.Share) を使うほうが便利です。 Q6
FlashAir™は海外でも使えますか。 FlashAir™ が渡航先の認証を取得していれば、使用できます。認証取得済みの国・地域は株式会社東芝にご確認ください。
また、FlashAir™ は電波を発信します。航空機の機内では FlashAir™ を使わないでください。 Q7
FlashAir™ 本体に関しての問い合わせ先をおしえてください。 株式会社 東芝へお問い合わせください。また、FlashAir™ に関する「FlashAir™に関するご質問」もあわせて参照してください。
Q8
FlashAir™ とスマートフォン (またはタブレット) との無線LAN接続方法を教えてください。
無線LAN接続方法は、お使いのスマートフォン (またはタブレット) のOS 別に、以下を参照してください。
Q9
E-PL6、E-PL5、E-PM2 で FlashAir W-03 は使えますか。 カメラ本体のファームウェアを最新バージョンへアップデートすることで E-PL6、E-PL5、E-PM2 は
FlashAir W-03 に対応します。詳細は「FlashAir W-03 を E-PL6 / E-PL5 / E-PM2 で使う方法」を参照してください。 Q10
デジタルカメラで設定する FlashAir™ のパスワードは、どのようなものでもいいのですか。 初期設定の場合は 8けたの英数字、ワンタイム接続の場合は 8けたの数字です。対応デジタルカメラでのパスワード設定は、初期設定、ワンタイム接続いずれの場合も、必ず 8けたの入力が必要です。
Q11
デジタルカメラで設定した FlashAir™ のパスワードを忘れてしまった。 設定したパスワードを確認する機能はありません。ただし、デジタルカメラ側の接続設定で、再度パスワードを設定すれば、パスワードが上書きされます。
Q12
ワンタイム接続では、何台のスマートフォンと接続できますか。 スマートフォンとの接続は、最大 7台です。ただし、ファイルの転送は1台ごと行われます。
Q13
FlashAir™ を他の機器で使ったあと、デジタルカメラで FlashAir™ の初期設定ができない。 他の機器で FlashAir™ が接続設定済みの場合、デジタルカメラで接続設定はできません。デジタルカメラで設定を行なうには、東芝のホームページから FlashAir™ 設定ソフトウェア (パソコン専用) をダウンロードして、「カードの初期化」メニューで、FlashAir™ を工場出荷状態へ戻してください。
注意:
設定ソフトウェアから FlashAir™ を初期化すると、撮影した画像データも消去します。あらかじめパソコンなどにバックアップを取ってから初期化をおこなってください。 Q14
デジタルカメラのモニターに 無線 LAN 接続 がオンのアイコンが表示されているが、スマートフォン側に FlashAir™ が認識されない。 スマートフォン側の 無線 LAN 設定が完了しているか (オン になっているか) 確認してください。また、デジタルカメラ側に無線 LAN 使用可能のアイコン (下図) が表示されていても、スマートフォン側が認識するまで、30秒ほどかかることがあります。
また、周囲に無線 LAN を利用している方が多数いる場合、接続できないことがあります。この場合、離れた場所で接続を試してください。 Q15
FlashAir™ を使うと、デジタルカメラの電池消費が早くなりませんか。 デジタルカメラから電源を供給するため、FlashAir™ が 無線LAN に接続しているあいだは、電池を消費します。
デジタルカメラの接続設定で接続 / 停止をこまめにすると、電池の消費を最小限に抑えられます。 Q16
FlashAir™ が入っているとき、デジタルカメラでカードのフォーマットができないのはなぜですか。 FlashAir™ には、カード内に 無線LAN通信に必要なファイルを保存しています。これをフォーマットすると、無線LAN通信ができなくなるため、対応デジタルカメラでは FlashAir™ をフォーマットできません。画像ファイルを消去する場合は、全コマ消去 (※) 、1コマ消去、選択消去を行なってください。
メモ :
FlashAir™ 対応デジタルカメラでは、全コマ消去を行なっても、無線LAN起動画面の画像ファイル (「FA000001.JPG」、Q17 参照) は削除されません。 Q17
FlashAir™ 内に保存されていたファイル「FA000001.JPG」を削除したら、無線LAN機能が使えなくなった。 FlashAir™ 内の 100_TSB フォルダー内に保存されている ファイル 「FA000001.JPG」 は、デジタルカメラの 無線LAN起動に必要なファイルです。
削除した場合は、株式会社東芝のホームページから FlashAir™ 設定ソフトウェア (パソコン専用) をダウンロードして、「カードの初期化」メニューで、FlashAir™ を工場出荷状態へ戻してください。
注意:
設定ソフトウェアから FlashAir™ を初期化すると、撮影した画像データも消去されます。あらかじめパソコンなどにバックアップを取ってから初期化をおこなってください。 Q18
これまでに発売された SDカード対応のオリンパスのデジタルカメラで、 FlashAir™ を使いたい。 E-M5、E-PL3、E-PM1 では、通信が正しく行えないため、使えません。また、E-M1 と E-P5 は無線 LAN 機能を内蔵しているため、FlashAir™ は使えません。
その他の SDカード対応デジタルカメラ では、FlashAir™ を使える場合があります。株式会社東芝の動作確認済み機器一覧も参照してください。
これらのデジタルカメラで FlashAir™ 使用時は、以下の点にご注意ください。
Q19
FlashAir™対応デジタルカメラで初期設定した FlashAir™ を、他のカメラで使う方法を教えてください。 FlashAir™非対応のデジタルカメラでは、メニュー設定による 無線 LAN 機能の オン / オフができません。
デジタルカメラの再生モードで FlashAir™の無線LAN起動用画像ファイル 「FA000001.JPG」 を表示して、ファイルのプロテクトを解除すると、無線 LAN をオンにできます。 無線 LAN をオフにするには、 「FA000001.JPG」にファイルのプロテクトを設定します。 Q20
パソコンや他のデジタルカメラで FlashAir™ をフォーマットしたら、 無線LAN機能が使えなくなった。 株式会社東芝のホームページから FlashAir™ 設定ソフトウェア (パソコン専用) をダウンロードして、「カードの初期化」メニューで、FlashAir™ を工場出荷状態へ戻してください。
Q21
オリンパスの FlashAir™ 対応デジタルカメラに未使用の FlashAir™ を入れ、無線 LAN 機能の初期設定をしない状態で撮影。その後他の機器に FlashAir™ を入れてスマートフォンから FlashAir™ の初期設定を行おうとしたが、無線 LAN 通信ができない。 株式会社東芝のホームページから FlashAir™ 設定ソフトウェア (パソコン専用) をダウンロードして、「カードの初期化」メニューで、FlashAir™ を工場出荷状態へ戻してください。
初期設定ができなくなる理由 :
初期状態の FlashAir™ は、SDHC カード対応機器に装着して機器の電源をオンにすると、自動的に 無線 LAN 機能がオンになります。このとき、速やかにスマートフォンからの接続パスワードの設定をおこなう必要があります。これはパスワード初期設定がすべての FlashAir™ で共通のためで、そのまま設定を変更しなかった場合、誰でもお使いの FlashAir™ へ接続が可能になり、第三者から撮影画像を閲覧されたり、FlashAir™の設定を変更される可能性があります。 上記の理由から、オリンパスの FlashAir™ 対応デジタルカメラでは、パスワード未設定の FlashAir™ を装着して電源をオンにすると、カメラが FlashAir™ を 無線 LAN 自動起動モードから手動起動モードに変更し、パスワード設定がおこなわれるのを待ちます。 このためデジタルカメラで パスワード設定をせずにFlashAir ™ をカメラから取り外すと、無線 LAN 機能はオフのままとなり、他の機器へ装着時、自動で 無線 LAN をオンにできなくなります。 なお、無線 LAN 自動起動モードでの使用も、上記のソフトウェアで設定することで可能です。 項目は以上です。
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